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「山形大学男女共同参画及びダイバーシティセミナー LGBTQA当事者のつまずきポイント~山形在住当事者の視点から~」を開催しました

 当日の動画はこちら(Youtubeでご覧いただけます)

 令和6年6月25日(火)に「山形大学男女共同参画及びダイバーシティセミナー」を開催しました。
 毎年6月23日から29日までの一週間は「男女共同参画週間」とされており、本学では、この「男女共同参画週間」の趣旨に賛同し、「山形大学男女共同参画及びダイバーシティセミナー」を毎年開催しています。

 今年は、LGBTQAについて、まず知ること、大学でできる支援は何か、を考えていく機会となるよう、当事者の方からご講演いただきました。
 講師には、SCUBA!(スクーバ) 代表の カナグス 氏をお招きし、本学教職員のみならず、学生や一般の方を含め、多くの方に参加いただけよう、オンラインでの開催としました。

 約70人が参加した本セミナーでは、架空の人物になぞらえた当事者のライフステージをたどりながら、各局面で遭遇するつまずきポイントや救われポイントを紹介し、どうしたらつまずきを防げるか、実例の詳細も交えて紹介されました。
 講演後、受講者からは職場環境や学校での事例への対応などについて質問が相次ぎ、カナグス氏からは、事例へのアドバイスや周囲への理解についての指摘がありました。

 終了後は、「避けていたような内容を、ストレートに伺うことが出来た」 「職場などで当事者に配慮した個別具体的な対応を検討するのではなく、誰でも働きやすい環境を整えることはその通りと感じたが、見落としやすいポイントだと感じた」 「性の多様性があることを知っている程度だったが今回当事者のつまずきの知識を得られ身近な人にもいるかもしれないという新しい視点を得られた。男女と単純に区別できないことを理解し今までとは違った視点で捉えられそう」などの声が寄せられ、大変有意義な機会となりました。
 引き続き、本学では、「男女共同参画及びダイバーシティを一層推進し、本学の学生及び教職員が性別、性的指向・性自認等にかかわらず、あらゆる活動において個性と能力を発揮でき、かつ、学業・仕事と生活の調和(ワークライフバランス)を実現することを目指してまいります。

講師のカナグス氏
配信会場の様子

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