令和５年５月１６日（火）に「山形大学男女共同参画及びダイバーシティセミナー」を開催しました。
毎年６月２３日から２９日までの一週間は「男女共同参画週間」とされていますが、本学では、この「男女共同参画週間」の趣旨に賛同し、「山形大学男女共同参画及びダイバーシティセミナー」を毎年開催しています。
今年のセミナーは、２０２２年に「育児・介護休業法」が改正されたことで、男性の育児休業・育児休暇取得が注目されていることもあり『男性の育休』をめぐるあれこれをテーマとした有識者による講演会を開催することとしました。
講演会講師には、生涯発達心理学、子育て学を専門とする東北大学大学院教育学研究科教授の神谷哲司氏をお招きし、対象者を本学教職員のみならず、学生や一般の方を含め、多くの方に参加いただけるものとしました。
約１００人が参加した講演会は、神谷先生の実体験やユーモアを交えた、わかりやすく新たな気づきのある内容で、最後に行われた質疑応答に多くの質問が寄せられ、時間の関係上、全ての質問には答えきれない程となりました。
受講者からは「科学的根拠を示したお話で、歴史を踏まえたうえで、さらにネットの声もはさみながらで面白く、非常に納得感のある講演だった」「社会の現状や今後の課題等わかりやすく先生に説明いただき、有意義な場となりました」などの声が寄せられ、講演会は大変有意義なものとなりました。
引き続き、本学では、「男女共同参画及びダイバーシティを一層推進し、本学の学生及び教職員が性別、性的指向・性自認等にかかわらず、あらゆる活動において個性と能力を発揮でき、かつ、学業・仕事と生活の調和（ワークライフバランス）を実現することを目指してまいります。
