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「山形大学レイシャル・ハラスメント防止セミナー ~留学生・外国人研究者への対応において気を付けるべきこと~」を開催しました

令和5年12月11日(月)に、本学教職員及び学生を対象とした「山形大学レイシャル・ハラスメント防止セミナー」を開催しました。
山形大学では、年齢や性別、人種や国籍等を問わず活躍できる大学づくりを目指しておりますが、今後、更なる国際化等に向けてダイバーシティを一層推進するためには、レイシャル・ハラスメント防止にかかる意識醸成を図ることが更に必要であると思われます。

今回のセミナーは「留学生・外国人研究者への対応において気を付けるべきこと」をテーマとした有識者によるもので「留学生と外国人研究者と多様性」「コミュニケーションの齟齬によるトラブル」「留学生とトラブルになった時の対応」について学ぶことを目的としたものです。
セミナーには、オンライン参加へ多くの申込みがあった他、セミナー当日は都合により参加できない方からも、後日の動画配信についてお問い合わせいただくなど、関心の高さがうかがえました。

セミナー講師には、上智大学、東京大学、立教大学、早稲田大学にて、留学生および外国人研究者へのカウンセリング、メンタルヘルス支援、ハラスメント相談対応に従事され、令和4年4月より広島大学ハラスメント相談室の准教授として勤務されている山内浩美氏をお招きしました。

約80人が参加したセミナーは、山内先生の実体験を交えた、わかりやすく新たな気づきのある内容でした。
受講者からは、「留学生や外国人研究者と交流を重ね、様々な価値観、考え方や意見に対応できる強い大学組織になれるような気がしました」「留学生に対して積極的に対応した方が良いかどうか迷っていたので、とても参考になりました。 今後、積極的に行動できるようにします」「これまでレイシャル・ハラスメントの言葉すら知らなかったが、それが起きてしまう要因そして起こさない方法について学ぶことができた」「トラブルの原因は、ミスコミュニケーションが大きいこと、ハイコンテクスト・ローコンテクストなど大変勉強になることが多かった」など多くの声が寄せられ、講演会は大変有意義なものとなりました。

セミナーの様子