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女性学長連続シンポジウム「女性学長はどうすれば増えるか?」開催

女性学長連続シンポジウム(オンライン)のご案内(JSPS:19K21738 )
[女性学長はどうすれば増えるか?ー日本の大学の構造的特質と将来展望ー]

このたび、わたくしどもの共同研究「女性学長はなぜ増えないのか(JSPS:19K21738)」の一環として、日本の大学におけるダイバーシティーとそれを支えるリーダーシップやその育成を議論するシンポジウムを開催することになりましたので、ご案内申し上げます。

2020年の女性学長割合は過去最高となりましたが、全学長773人のうち女性は99人、わずか12.8%にすぎません。欧米の女性学長割合と比べて低いだけでなく、学部生や大学院生に占める女性割合に照らしても低い状態にあります。本研究では女性学長が少ない背景を探り、どうすれば増えるのかを検討するため、文献調査や統計調査に加えインタビュー調査を行ってきました。

二日間のシンポジウムでは、研究結果の概要を報告するとともに、実際の女性学長らの講演とディスカッションをふまえて、日本の大学の将来を展望したいと思います。また、2022年1月には、国際シンポジウム「女性学長の育成とネットワーク」を開催します(別途ご案内)。ぜひご参加ください。

●概要(詳細は添付のポスターをご参照ください)

【第1日目】 11月27日(土) 14:00~17:00

 (1)開会  河野

 (2)研究報告 「女性学長のリーダーシップとキャリア」    黄

 (3)学長講演(各20分)
    髙橋裕子・津田塾大学学長 「学長会議の風景を変える」
    田中優子・前法政大学総長 「多様性と熟議」
    富田敬子・常磐大学学長  「地方大学の女性学長というアイコン」

 (4)パネル・ディスカッション 「女性大学リーダー育成に何が必要か」
     ファシリテーター: 米澤

 (5)閉会  佐々木


【第2日目】 11月28日(日) 14:00~17:00

 (1)開会  河野

 (2)研究報告 「日本の男女学長のキャリアパス」       佐々木

 (3)学長講演(各20分)
    島袋香子・北里大学学長      「『学長』に看護の視座で挑む」
    林佳世子・東京外国語大学学長   「国立大学の学長選出と女性」
    小林良江・群馬県立女子大学学長  「女性学長とそのメッセージ性」
    日比谷潤子・前国際基督教大学学長 「学長室の窓から」

 (4)パネル・ディスカッション 「日本の大学構造と女性学長のキャリア形成」
     ファシリテーター:髙橋

 (5)閉会   黄


●申込(11月1日から受付開始、先着1000名)(事後に限定公開あり)
https://science-online.jp/yamagata1127/form.html

●プロジェクトメンバー(https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K21738/
・河野銀子(山形大学)、髙橋裕子(津田塾大学)、米澤彰純 (東北大学)、佐々木啓子(電気通信大学)、黄梅英(尚絅学院大学)

(チラシPDF:2.51MB)

詳しくはこちらをご覧ください。