MENU

ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ第3回外部評価委員会を開催しました

1月29日(月)、米沢キャンパス百周年記念ホール・セミナールームで、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ第3回外部評価委員会を開催しました。

当日は5名の外部評価委員を迎え、3機関の関係者ら計17名が出席して委員会を実施しました。3機関がそれぞれ実施状況を報告、次に代表機関実施責任者阿部理事より中間評価の成果報告、引き続きダイバーシティ事業に関する規程の一部改正について、平成30年度からの事業の見直しについて説明し、質疑応答が行われました。事業開始後3年目の全体評価として、外部評価委員から以下のような指導・助言をいただきました。

・全ての分野において全体的に非常に良くやられている。さらに女性研究者が能力を最大限に発揮で きるには、本人の意識改革も必要だが、男性の意識改革ができると、組織改革、環境改善なども促進され女性の活躍につながるのではないでしょうか。

・これまでの3年間は素晴らしい成果を上げていると感じました。3機関の連携はダイバーシティ事業として成功しているといえます。今後は、COIとの連携、自治体との連携、民間企業との連携、住民との連携をしていく体制を整えてゆくことが重要だと思います。是非広げて頂きたい。

・交換留学など大学と大日本印刷株式会社研究開発センターと連携して出来た素晴らしい取組です。女性研究者の裾野拡大として若い人があとに続くようなロールモデルを示すことが大切です。好事例を広く発信していくことを期待します。

・3年間という短期間で、実現可能な計画であり、PDCAサイクルが確実に実施されていると思いました。ジェンダーサミット10に参加、ブースの出店などを通じて国内だけでなく、海外に発信して、裾野を広げての活動が素晴らしい。

・昨年度のコメントに対する対応も勘案の上、女性研究者の外部資金獲得リスト、女性代表共同研究代表者が獲得した外部資金リスト、研究者別論文数のリストも報告され3機関の連携によって目標達成のための具体的な成果がより明確化され、理解が深まったと評価できます。

外部評価委員の皆様のご意見を反映させ、今後も他機関と連携を図りつつ、更にダイバーシティ事業を推進して参りたいと思います。